2017年06月29日

BMW ハブベアリング交換他。

318i Mスポーツ 2003年式 GF-AY20 160,000`

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「出張言っている間に作業しておいて」と言い残して旅立って行ったオーナー氏。
内容は

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トランクの中に

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なんだか怪しいのも載ってます。
出張先はアメリカで帰って来たらサーキットに走りに行くからね。みたいな事をざっくり言っていたので、のんびり構えてたら私の予想に反して帰国が早まったっぽい。
慌てて作業開始。

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あまりにもガッチリロックされているので特大ブレーカーバーに更にパイプ繋いで緩めます。

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ハブが外れました。

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でも、ベアリングのインナーレースが残っちゃってます。
引っ張っても抜けないので

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ベルトサンダーで削り取ります。

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こっち側からも。
削り過ぎちゃうとピンに傷が付いちゃうので寸止めして叩き割ります。

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無事取れました。

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これが新品のハブベアリング。
ハブと一体式です。
これをするっと差すだけって思ったらそうはうまく行きません。
全くハブが回らない。

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なるほど、このダストカバーが当たるのか。

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ちなみにこれは反対側のするっと抜けた方のハブ。
ダストカバーの逃げがありますね。
なるほど、このベアリングはダストカバーが必要で、持ち込みのハブベアリングはベアリングその物にダストカバーが付いてるタイプなんですね。
そうと分かれば

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取っちゃいます。
持ち込み部品を取り付ける際はアドリブも必要。

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はい、きれいに回ります。
反対側も取り付けて

次にキャリパーのオーバーホール。
実はさっきチラっと見たくないものが見えました。
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ブーツが外れちゃってます。
とっても嫌な予感。

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やっぱり。。。錆が深すぎて再使用は不可。
まぁピストン新品取ればいいか。

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こっちは頑張って錆落としして

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はい、これで大丈夫でしょう。
翌朝一番で部品発注すれば大丈夫なはず。

と、発注してみたら「この車両はピストンだけの供給は無い」だそう。
何てことでしょう。
オーナー氏は既に飛行機乗っちゃってて連絡が取れません。

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やむを得ず独断で中古をゲット。
と言うか、ウチのヤードにあった車から外して来た。

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使えそうかな。

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大丈夫、極上品です。
事後報告でこのまま行きます。

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オーバーホールキット。

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上手に組まないと矢印の部分が外れます。
そしてまた錆びます。

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オーリングを取り付けて

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失敗しないコツとして、先にブーツをしっかり溝に嵌めて組んじゃう。

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そのあとピストンを入れれば外れる事が無い。
ただ、このやり方は難しいです。

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こんな感じであとみっつ。

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出来たら

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パット類のお掃除

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次にグリスアップ

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サーキット走ると言う事なので、耐熱温度900度のグリスを塗布。

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オーナー氏ご指定の寿命は短いけど耐べーパーロック性に優れたブレーキフルードを使ってエア抜き。
ブレーキ完了。

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せっかくFSWまで行ってトラブルも大変なので、プラグチェック。
ちょっとかぶり気味だけど、この位の方が向こうに行っては安心。

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でも、ここまでバラさないと点検出来ない。

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オイルフィルターを交換して

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オーナー氏がインターネットか何かで取り寄せた怪しいオイル。

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持ち込み品に関しては一切責任は負いません。
入れちゃいます。

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何とか帰国に間に合いました。

出来上がり。



お問い合わせ 郡司自動車工業


















posted by gunji at 22:55| Comment(0) | 日記

2017年06月13日

ボルボ 車検(つづき)

つづきです。
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ご依頼のタイミングベルトその他一式交換。

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エンジンルームが広々してて素敵。
作業性抜群。

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このベルトテンショナーの取り外しにしばし悩む。
結局スプリングを気合で縮めている隙に助手にテンショナーを引っこ抜いてもらう。

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なるほどぉー
外して理解する。
矢印の穴がそのヒント。

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タイミングベルトを外してプーリー達を取り外しました。

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なぜプーリーを外したかと言うと、このオイルシールを交換したかったから。
これはタイミングベルト交換のついでにお勧めしたい交換部品。
これが摩耗してオイル漏れを起こすと、またタイミングベルトを取り外してプーリー外してオイルシール交換してって事になっちゃうから。


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ウォーターポンプも同じ理由で同時交換を強くお勧めします。

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このエンジンはついでに交換できるオイルシールは3つ。

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はい、無事に交換完了。

あボルボ35.jpg
ウォーターポンプも交換して

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新しいタイミングベルトとテンショナーベアリングを取り付けて

あボルボ37.jpg
カバーを付けて
出来上がり。



お問い合わせ 郡司自動車工業








posted by gunji at 21:53| Comment(0) | 日記

2017年05月11日

ボルボ 車検

ボルボ940 1996年式 E-9B230W 240,000`
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「車検お願い」で入庫しました。
事前にご来店頂いて整備内容は打ち合わせ済み。
作業開始します。

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いつものように洗浄作業から

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見た目が錆びてるのはまぁしょうがない。
しかし、中の錆はいけません。
キャリパーは引きずり症状が出ていたので、オーバーホールします。

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ローターは全数研磨。

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キャリパーを取り外して

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分解。

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予想通りの状態でした。
矢印の所の錆が深そうで心配。
ピストンだけの供給が無いから、もしダメだとすると、新品のキャリパーかリビルト、または中古を探さなくてはなりません。

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これはリヤ。
さっそく錆落とし。

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良かった。
大丈夫でした、高品質のピストンで良かった。

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で、全然大丈夫じゃないシリンダー側。
時間はもらってあります。
あとはただただ愚直に錆落とし

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途中経過。
飽きたら別の仕事をしてまた舞い戻って錆落として・・・を繰り返す。

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やっと一個。
あと三つ。。。。

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リヤは対向2ポットだから作業性が悪い。

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でも、フロントほど錆が酷くなかったので、まだ良かった。
やっと最後の一個までたどり着きました。
あとは組立作業。

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小さい箱に入ってたから湾曲してる。
問題は無いんですけど

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はい、オーバーホール完了。

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リヤパットは交換。
左が新品。

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これはフロントブレーキ達。
お掃除開始

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パットサポートシム
見るからに動きが悪そう。
きれいにします。

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こうじゃないとね。

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スライドピンのシリンダー側の状態があまり良くなかったので、ボール盤でお掃除。
どうせこんな所頑張ったって誰も見ないしなぁ。。。って思ったりする時もあるのですが

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これを見ると
「やって良かった」と思える訳です。

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お掃除完了

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グリスアップ完了

あボルボ38.jpg
取り付け。
あとはブレーキフルードをたっぷり使ってエア抜き。

本日のブログはここまで












posted by gunji at 23:29| Comment(2) | 日記