2018年04月23日

ヴィッツ LSD取り付け

ヴィッツ 平成21年式 DBA-NCP91 120,000`
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「LSD付けて」で入庫しました。
こう言う仕事なんだか久しぶり。
ブログも久しぶりだけど。
ごめんなさい、ちょっとサボってました。
さてさて、ではミッションを降ろす。

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はい。
降りました。
最近ミッションジャッキ使わない。
人手があればそっちの方が早いから。

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ほぉ〜
こんな所にウエイト。
ミッション側でシフトフィール向上させてます。

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でリンクは反対のこっち側。

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さて分解。
このミッションは多分4速ベースで設計して後から5速を追加したから2階建てなんですね。

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だからまず、ひとつめのケースを開けて、5速ギヤを外します。

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で、外せたら

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メインのミッションケースを抜く。
左上が目的のデファレンシャル。
LSDとはタイヤの回転差を規制するデファレンシャルの事で、スポーツ走行向けに仕立てたられた一種のチューニングパーツです。
さて、ご覧のように1速からリバースまでのギヤが邪魔してデファレンシャルが外せないので、これらを一旦分解します。

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シフトフォークを抜いて
ギヤ達を引き抜く。

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するとデファレンシャルが外れます。
ふたつ前の画像と形が違く見えるのは部品をひっくり返して画像撮っちゃったから。

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リングギヤは再使用するので取り外す(実際は叩き抜く)。

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OS技研製のLSD。
これに交換します。

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リングギヤはクリアランスがキチキチなので、鍋で温めて膨張させます。

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リングギヤがうまい事はまったらボルトを仮止めしておいて、ベアリングをプレスで圧入。

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プレスを使う時少し浮かした状態でスタートすると対象物との落ち着きが良いです。

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反対側もベアリングを圧入。

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圧入完了。

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リングギヤが落ち着いた所でトルクレンチで

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リングギヤのネジを本締め。

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矢印は先ほどプレスで圧入したベアリングと対になってるアウターレース。
これもベアリングとセットになってるものと打ち換えないといけません。
画像は打ち換え後。
オイルシールも交換済み。

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デファレンシャル載せて

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ギヤを載せて

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この球ふたつを

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シフトフォークの矢印の所に開いてる穴にそろっと入れます。

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マイナスドライバーにラバーグリスで球をペタッとしておいて

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シャフトを上下に調整しながら、そぉ〜っと入れる。
うまくいったらもういっこ。

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すかさずシャフトを挿入。
ここ結構山場。

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はい。
ここまで来れば一安心。

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5速ギヤをくっ付けて。
ケースを付ければ

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ミッション完成。

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クランクリヤのオイルシールもついでに交換。

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オーナー氏持ち込みのクラッチセットを組んで。
車体にミッションを載せてオイルを注入。

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やはりオーナー氏持ち込みのフロア下の補強パーツを付ければ

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出来上がり。



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2018年03月19日

ロードスタークラッチ交換

ロードスター 平成13年式 GF-NB6C 180,000`

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「たまにクラッチが滑る」で入庫しました。
ロードスター仲間の車両です。
試運転してみるとまだ大丈夫な感じもあったのですが、オーナー氏はあっという間に走行距離を伸ばしてしまうので私が心配になってクラッチ交換させてもらう事に。。。。

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部品が揃いました。
では作業開始。

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矢印を降ろす。

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はい。
降りました。
いつもならミッションジャッキで降ろすのですが、今回は人力で降ろしました。
だから床に色んなパターンの足跡いっぱい。

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クラッチカバー
外します。

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外れて、これはクラッチカバーの内側のローター部。
思ったより焼けてます。
結構な勢いで滑ったんですね。

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フライホイール側。
こっちも荒れちゃってます。
後で修正しないと。
フライホイールを外して

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せっかくミッションを降ろしたので、ついでにクランクシャフトのオイルシールを交換します。

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って、すでにオイル漏れしてました。
つまりタイミングピッタリ。

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ミッション側もオイルベッタリ。
ハウジング内部もダストがいっぱい。
頑張って洗浄せねば。

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ダメなオイルシールを外して

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新しいのを打ち込んで。

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フライホイールを取り付けます。
サンドペーパーで慣らして

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脱脂。

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新品のカバー側も脱脂。
こっちは錆止めの油がベッタリ付いてるからしつこく脱脂。

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新品のクラッチディスク。

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こっちは古い方。
使用限度間近でしたね。

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クラッチディスクのセンターを出す工具。

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フライホイールのセンターに打ち込んであるパイロットベアリングに差し込んで(もちろんパイロットベアリングは交換)。

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ディスクを入れて

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カバーを付ける。

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センタリングの工具を抜く。
この工具を使ってセンタリングしないとディスクが遊んでミッションがうまく付かない。

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新品のレリーズベアリングを取り付けます。
矢印のスライド部分は修正済み。
ここをちゃんと修正しておくとクラッチ操作が軽くなってコントロールしやすくなります。
さて、では準備が出来たので載せましょう。

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はい。
無事に載りました。

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最後に室内側の切れてたシフトブーツを交換して内装を戻したら。

出来上がり。



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2018年03月05日

ロードスターオイル漏れ。

ロードスター 平成5年式 E-NA6CE 100,000`

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オイル交換でご来店のロードスター。

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オイル漏れと冷却水漏れを発見。
オイル漏れはクランクリヤのオイルシールと思いきやヘッドガスケットから。
冷却水漏れはヒーターホースとパッキンから。

後日部品を調達して入庫して頂きました。

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このオーナー氏はちゃんとオイル交換させて下さるからカムシャフトがきれい。

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ついでにタイミングベルトとカムオイルシール、フロントのクランクオイルシール、ウォーターポンプその他も一緒に交換。

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で、ヘッド降りました。
漏れてる個所は

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ここ。
ここから漏れるケースは結構あってRBエンジンみたいにサブボルト付けたら良かったのにって思います。

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上手く撮れて無いけど、オイル漏れのあと。

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ガスケットを剥がしてオイルストーンで仕上げて

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ウォーターポンプとクランク(フロント)オイルシールを交換。

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オイルシール交換後。
こんな感じ。
ここも外したついでに交換しておけば後々作業するよりお得。

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ウォーターポンプも同じ理由で交換。

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エンジンヘッドを裏返した画像。
このマツダのB6エンジンってビックリする程燃焼室の加工が酷い。
このエンジンは良い方だと思う。

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でも、燃焼室ごとに(矢印の所参照)

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加工が違うなんて当たり前。
でも、これがあの独特のエンジンフィールを生み出してるのかなぁって思ってみたり。
精密にエンジン組まなきゃいけない時はガッカリするけど、そうでない場合はむしろ雰囲気あって良いのかも?って最近思います。

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ヘッド奥側の冷却水漏れ箇所。
ホースとホースバンド、パッキン交換します。

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ヘッド側もガスケットが当たる部分をスクレーパーとオイルストーンで仕上げます。

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ヘッドガスケットのオイル穴のシール部。
ちょっと形状が変更されてますね。
ちゃんと改良されていると。

後は元に戻す工程。

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ヘッドを載せてカムシャフトオイルシールを交換。
残りを組み上げて

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出来上がり。



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