2016年02月15日

シビック TypeR アイドリングで音

シビック 平成11年式 GF-EK9 180,000`

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「アイドリングの時にキュルキュル音がするから診て」で入庫しました。

音の確認をしてみると確かにキュルキュル言ってます。
一瞬ベルト鳴きのような感じに聞こえるのですが、この車両の場合は違います。
簡単な試験で切り分けが出来るのですが、それはさて置き原因は

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赤丸のトランスミッションの中。
オーナー氏と打ち合わせをして修理開始。

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いつものように次の瞬間降りちゃう。
ちなみに、今回は体をいたわる為に使うミッションジャッキは使わず3人がかりで降ろしてます。
その方が早いから。
さてさて、赤矢印が今回の異音の原因、クラッチレリーズベアリングです。

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これですね。

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今回はベアリングと一緒にレリーズフォークも交換します。

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はい。
これでミッションを元に戻せば今回の修理は完了なのですが、せっかく降ろしたのでクラッチ関係の消耗品を交換しておきます。

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これですね。
外すと

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フライホイール

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クラッチ操作が丁寧な証拠。
まだまだ使えます。
フライホイールを外して

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このオイルシールを交換します。

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外したらお掃除して点検。
当たり面に少しスジが入ってますが、この程度なら大丈夫。

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新品を

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打ち込んで完了。
いつもながら美しい仕上がり。
失敗するとエンジン掛けた直後からオイルがダダ漏れになって、またミッションを降ろす羽目になります。

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パイロットベアリングも交換。
ここ、ちゃんとベアリング使っている辺りはさすがTypeR。

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そうは言っても組み付けが手抜きだと何の意味もありません。
当たり面をきれいにして

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組み付けます。

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新品のクラッチ。

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このまま組んじゃっても問題は無いのかも知れませんが、やっぱりお掃除。

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結構汚れてます。

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センターリングの為の特殊工具を差しておいて組み付けます。

はい。

あとは逆の手順で組み付けて完成。

なのですが、オーナー氏との打ち合わせでもう少し整備を進めます。

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クラッチの油圧系の消耗品もついでに交換します。

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クラッチレリーズシリンダー。

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中から黒ずんだフルード。
何故かと言うと

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シリンダーの中のピストンのゴム部品がクラッチを踏むたびにすり減って削れるから。

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ゴム部品とスプリングを新品に交換します。

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完成。

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つづきましてマスターシリンダーもオーバーホール。
矢印の位置に付いています。

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そして、室内のクラッチペダルに接続されています。
なので、取り外す時は仰向けで潜り込んでの作業。
姿勢が苦しいのです。

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無事に外れました。

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こっちにもゴムの部品が付いているので、やっぱりフルードは黒ずんでいます。

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マスターシリンダーの場合はゴム部品だけでは無くてピストン丸ごとの部品供給となります。
マスターだけ何故なんでしょ?いつも疑問に思います。

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組み付けたら完成。
また仰向けになって潜り込んで、車両に取り付け。
フルードのエア抜きを行えば

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出来上がり。



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posted by gunji at 12:38| Comment(2) | 日記

2016年02月01日

スカイライン 

スカイライン 平成3年式 E-HCR32 100,000`

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超常連のお客様。
今回のオーダーは、燃料タンク周りの部品交換とフロア面のコート。

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燃料タンクを取り外します。
オーナー氏、気を使って燃料ギリギリまで減らして来てくれました。
ありがとうございます。
このタンク自体は数年前に新品に交換されてるそうなので、今回は触らない。

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トランク内のこの蓋を外すと

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こんな感じに燃料タンクの上部に付いた蓋が現れます。

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ネジを外して引き抜くと燃料ポンプ。
これらも以前交換しているそうなので、チェックだけで触らない。

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はい、燃料タンクが無事に降りました。

ここからが大変です。

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部品図と品番表見ながら

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大量に届いている燃料タンク周りの部品を選り分けます。
使用箇所によってそれぞれ部品形状と素材が微妙に異なるので間違えられません。

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ホース類も同じサイズで行きと帰りで違います。汎用品で対応も可能ですがこの辺はオーナー氏の拘り。


最近気づいたのですが、この車両のこれまでご依頼いただいた一連の作業はレストアを目的としているんですね。
今まで作業を行って来て今頃気付いた次第。
これ見てオーナー氏絶対苦笑いしてる。


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クランプとかもいったい何種類あるんだろ?

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これは給油口

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簡単そうに見えて結構細かくパーツが分かれてます。

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組み付けると「ほぉ」ってなりますね、全て新品だと。

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こんなパーツも新品で出るものは交換して行きます。ちなみに、画像は新品。
車両取り付け待ちの状態。

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オーダーのクラッチホース交換。

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矢印はこの頃の日産のマニュアルミッション車に付いていた装置。
慣れない人のクラッチ操作でも唐突にクラッチが繋がらないように調整してくれます。
ただ、慣れてる人には邪魔なだけ。
今回それをキャンセルします。

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外したついでにブーツを取り外して

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グリスアップ。
クラッチペダルを踏んだ時の「キュー」音が消えるし、部品の摩耗も遅らせます。

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作業自体は装置をバイパスして直接つなぐだけなんですけど、具合がずっと良くなります。

さて、ここで鈑金部にバトンタッチ。

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高圧洗浄機で汚れを除去。

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乾燥させてシーラーを打ち直し

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元々車両の状態が良いので錆は出てませんが、シーラーも経年劣化で水の侵入を許します。
なので、こう言う作業は長く維持するうえでは効果的。

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純正よりも多めに入ってます。

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かなり強力なコート剤を塗るので厳重にマスキングします。

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何だか大変そう。
この手の作業は私には無理ですね。

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はい、これが施工前。

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施工後。

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こんな感じ。

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頑丈そうです。

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そして再び私。
タンクを取り付けて
出来上がり。

今回はこれにてオーナーの元に帰りますが、レストアまだまだ続く模様。



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posted by gunji at 12:06| Comment(0) | 日記