2017年08月17日

クラシックミニ ミッションオーバーホール #1

ミニ 1998年式 E-99X 30,000`

今回のネタは結構長いので分割してお送り致します。
本日はその第1段。
ミッションオーバーホール編です。



まミニ (1).jpg
ある日。軽トラックにエンジンを載せて来店したオーナー氏(手前)。

まミニ (4).jpg
届いたのはこちら。
先ほどエンジンと書きましたが、実際にはエンジン、ミッション、サブフレームその他一式。
平たく言うと、車両からスポッと降ろしたまんま。
どこからか買って来たそう。

まミニ (16).jpg
そして、箱に入れられた個人輸入した部品達。
それから、オーナー氏が用意してくれた整備書のコピー。

まミニ (23).jpg
箱の中身はこんな感じ。
細々したパーツがぎっしり。
とりあえず、全部開封して何があるのか確認。
ミニって凄いですね。
リペアパーツが本当に充実してます。
部品が無くて乗れなくなるって事は無いんじゃないだろうか。
そういう意味では本当に一生モノ?




さてさて、では分解開始。

まミニ (7).jpg
この車両はミッションの上にエンジンが載ってる2階建て構造。
これがどうやって繋がってるのか、長年の疑問でした。

まミニ (8).jpg
へぇ。
クラッチってこうなってるのか。
なるほどなるほど、ギヤ駆動でクラッチからミッションに。。。。へぇ。
謎が解けて行くので結構楽しい。

まミニ (10).jpg
これはその途中の部品、矢印のでっぱりのここだけでエンジンの力がミッションに伝わる構造になっています。
無理な力が掛かるとここを破損させてミッション守るみたいな設計なのかな?もしかして。

まミニ (11).jpg
はい、ミッションだけになりました。

まミニ (13).jpg
正確にはデフも付いてますけど。

まミニ (14).jpg
まず、デフを取り外して

まミニ (15).jpg
4速ミッション。
色んなアイディアがぎっしり。
整備書無しでは分解出来なかった。

まミニ (18).jpg
まさかの2分割だったメインシャフト。

まミニ (20).jpg
はい、取り外し完了。

まミニ (21).jpg
メインシャフトと

まミニ (22).jpg
カウンターシャフト

まミニ (25).jpg
ベアリング類は全て交換。

まミニ (26).jpg
シンクロも交換。

まミニ (28).jpg
ギヤ類は確認して再使用します。

まミニ (27).jpg
分解完了。
ベアリング以外はプレス無しで分解出来る!
でも、組むのは大変だこれ。

まミニ (29).jpg
で、ベアリングをプレスで打ち直して

まミニ (30).jpg
組み立て。

まミニ (31).jpg
ミッションオイルを塗りながら

まミニ (32).jpg
重ねて行きます。
ちなみに、助手を使って私目線で画像撮ってます。

まミニ (33).jpg
1番の山場。
表裏にある矢印のピン2ヵ所を押し込みつつギヤを入れる。
手が3本欲しくなります。
何度も失敗しつつ

まミニ (34).jpg
やった入ったっ!バンザーイ!ってやった者にしか伝わらないだろうな。。。

まミニ (35).jpg
メインシャフト完成。

まミニ (36).jpg
オイルストレーナー。
純正と違って低い位置に吸い口が横向きになっていて、強いコーナーリングGでもオイルが吸える優れもの。
らしい。

まミニ (37).jpg
しかし、どうにも入らん。
ネジ穴も全く合わないし。

まミニ (38).jpg
と、よく見てみたらミッションケースにバリ。
あれに当たって入らなかった模様。

まミニ (39).jpg
削り飛ばす。

まミニ (40).jpg
更にステーをうまい事調整して

まミニ (41).jpg
よしよし、これでいい。

まミニ (42).jpg
やや知恵の輪気味なので、組み付け、修正を繰り返して

まミニ (44).jpg
無事入りました。
各ギヤにスムーズに入るかチェックをして

まミニ (45).jpg
出来上がり。

つづく。













posted by gunji at 20:00| Comment(0) | 日記

2017年07月26日

スカイライン タービン交換その他。

スカイライン 平成3年式 E-HCR32 110,000`

えスカイライン1400.jpg
「そろそろタービン交換したい」と言う事で入庫しました。

えスカイライン1408.jpg
事前打ち合わせで部品も揃ってます。
こうしてみると結構な量ですね。

えスカイライン1402.jpg
では、作業開始。
目的のタービンは矢印の奥。


えスカイライン1404.jpg
各パイピング類を取り外して

えスカイライン1405.jpg
遮熱板達を取り外せばタービンが出て来ます。

えスカイライン1406.jpg
はい、こんな感じ。
っと言ってもよく分からないから別角度で

えスカイライン1407.jpg
この方がタービンっぽく見えますね。
外します。

えスカイライン1444.jpg
はい、外れました。

えスカイライン1443.jpg
これはコンプレッサーホイール
燃焼室に圧縮空気を送ります。

えスカイライン1446.jpg
こっちがタービンホイール
排気ガスを利用してコンプレッサーホイールを回します。
何が壊れてるって訳でありません。
オーダーはあくまでリフレッシュ。

えスカイライン1409.jpg
エキゾーストマニホールドも新品交換するので、外します。
っと外し始まったら最初の一本が

えスカイライン1410.jpg
コロンって取れました。

なんて事でしょう!折損してますっ
結局、全部外してみたら

えスカイライン1411.jpg
最初の一本目が一番シリンダーのここ。

えスカイライン1412.jpg
二本目が六番シリンダーのここ。
共に両端の、計二本。

今日中にタービン付けておきたかったのに。。。。
と、なげいていても誰も助けてくれないので自分で何とかします。

えスカイライン1413.jpg
このままだとドリルが入らないからパワステポンプを一旦外してずらしておいて

えスカイライン1414.jpg
ドリルで穴をあけます。
まずは細い歯を使って穴をあけ、徐々に太い歯に替えて行って

えスカイライン1415.jpg
逆タップでネジの抜き取り

えスカイライン1416.jpg
良かった。
無事抜けました。
ここまで折損を発見してから軽く2時間。

えスカイライン1417.jpg
6番シリンダー側は狭いからさらに大変。

えスカイライン1419.jpg
同じように逆タップで

えスカイライン1421.jpg
抜き取り完了っ!

結局ほぼ一日掛かっちゃいました。

えスカイライン1434.jpg
新品スタットボルトを取り付けて

えスカイライン1435.jpg
新品エキゾーストマニホールド

えスカイライン1436.jpg
遮熱板も新品。ちなみにネジも

えスカイライン1438.jpg
新品のターボチャージャー

えスカイライン1439.jpg
さすがにコンプレッサーホイールが綺麗。
車両に取り付けて

えスカイライン1442.jpg
これも今回のオーダーのひとつ。
東名パワード製タービンアウトレット。

えスカイライン1447.jpg
内壁の処理が綺麗です。

えスカイライン1448.jpg
なかなか良い出来。

えスカイライン1449.jpg
と思って取り付けたら矢印の所に付くべきネジがタービンアウトレットの外壁に当たって取り付け出来ません。
しょうがないのでスタットボルトを使って小さめのセルフロッキングナットで固定しました。

えスカイライン1451.jpg
東名のロゴが浮き彫りになっていてかっこいい。
でもここには

えスカイライン1451.jpg
遮熱板が付くから見えなくなっちゃう。

えスカイライン1453.jpg
ホース類もついでに新品交換。

えスカイライン1454.jpg
バンドも。

えスカイライン1455.jpg
忘れてたボンディングアース。

えスカイライン1456.jpg
ここで気付く。
取り付けの間違い。
本来矢印は

えスカイライン1457.jpg
横向き。
そして、ボンディングアースが付く。

えスカイライン1458.jpg
排気温度センサーを新品に交換。

えスカイライン1459.jpg
完成。

えスカイライン1401.jpg
その他のオーダーのひとつがシート洗浄。
取り外して

えスカイライン1422.jpg
洗剤をスプレー

えスカイライン1423.jpg
スプレー

えスカイライン1424.jpg
スプレー

えスカイライン1425.jpg
裏側もスプレー
ちなみに使っているのは、オートグリムの洗浄液。
少々お高いですが、その値打ちがあります。

えスカイライン1426.jpg
次にたわしでゴシゴシ。

えスカイライン1427.jpg
ゴシゴシ。

えスカイライン1428.jpg
ゴシゴシ。

えスカイライン1429.jpg
細かい所もゴシゴシ。

えスカイライン1430.jpg
しばらく馴染ませて

えスカイライン1431.jpg
高圧洗浄機で丸洗い。

えスカイライン1432.jpg
真夏じゃないと出来ない大技。

えスカイライン1433.jpg
炎天下で乾燥。
車両に取り付けて



出来上がり。


お問い合わせ 郡司自動車工業


















posted by gunji at 22:29| Comment(0) | 日記

2017年07月20日

スイフトスポーツ キャリパーオーバーホールその他

スイフトスポーツ 平成24年式 CBA-ZC32S 70,000`
よスイスポ0400.jpg
少し前に「そろそろブレーキ周りをオーバーホールしたい」と言う事で打ち合わせして、この度決行となったスイフトスポーツ。
この間一緒にサーキットに遊びに行ったメンバーのひとり。

よスイスポ0403.jpg
オーナー氏が用意して来たブレーキローターとブレーキパッド。

よスイスポ0404.jpg
弊社で用意したブレーキキャリパーオーバーホールの為の部品達。

よスイスポ0401.jpg
今回行うのはフロント側

よスイスポ0402.jpg
確かに交換したくなっちゃいますね、これだけ荒れてると。

よスイスポ0405.jpg
ブレーキパットの地金が熱で変色してます。
これだけ焼けてるとパッド面は

よスイスポ0406.jpg
当然こうなりますね。

よスイスポ0407.jpg
キャリパーを取り外して

よスイスポ0408.jpg
分解。

よスイスポ0410.jpg
錆で固着しちゃってのオーバーホールとは違ってメンテナンスの為のオーバーホールは正直楽。

よスイスポ0411.jpg
洗浄して

よスイスポ0412.jpg
ピストンなんてちょっと掃除しただけで新品みたい。

よスイスポ0413.jpg
このタイプのキャリパーは先にブーツを入れておくとしっかり組めます。

よスイスポ0414.jpg
後からピストンを組み付けます。
って、さらっと書いたけどやってみると結構難しい。

よスイスポ0415.jpg
ピストンを押し込んでキャリパーは完了

よスイスポ0417.jpg
パッドサポートシムもワイヤーブラシできれいにします。

よスイスポ0418.jpg
きれいになりました。
良い感じです。

よスイスポ0419.jpg
新品ローターを組み付けてキャリパーサポートを取り付けて

よスイスポ0421.jpg
サーキットでガンガン踏んでも飛ばないグリスを塗布。
って、後で聞いたらこれは町乗り用パッドだったらしい。
サーキット行く時はあらためてサーキット用に付け替えるそうな。
通常のグリスアップで良かったのか。。。

よスイスポ0422.jpg
パッドを付けて

よスイスポ0423.jpg
キャリパーを付けて、ブレーキフルードのエア抜きを行って


出来上がり。



お問い合わせ 郡司自動車工業





posted by gunji at 22:06| Comment(0) | 日記